10月8日の奥歯の日にちなみ、奥歯に大切さについてご紹介します
2025年10月01日 16:11
今日は、10月8日の奥歯の日にちなみ、奥歯に大切さについてご紹介します。
奥歯の日ですが、10月の英語名Octoberの「オク=奥」と日付の「8=歯」の語呂合わせと、「食欲の秋に健康な奥歯で食事を楽しんでほしい」という願いを込めて制定されたそうです。
奥歯はとても大事な歯!です。その3つの理由がこちら!
1、食べ物を噛みくだいてすり潰す、重要な歯
奥歯の食事のときの役割は、食物を噛み砕いたり、前歯で噛み切ったものをすり潰したりして、内臓での消化・吸収をしやすくすることです。
ものを噛むとき、奥歯には自分の体重とほぼ同じくらいの力がかかります。奥歯を1本失うと、噛んだりすりつぶしたりする能力が40%低下すると言われています。
2、噛み合わせにも大切な役割を持つ歯
奥歯のかみ合わせが悪いと、左右の体のバランスが崩れて肩こりや目の疲れ、首や腰の痛みなどの症状を引き起こすこともあります。また、失った奥歯をそのままにしておくと噛みあわせが悪くなり、やがて歯並びや顔の輪郭形成にも影響が出てきます。綺麗な歯並びは奥歯が基準となるのです。
3、発音でも大事な歯
奥歯を失うことで息がもれ、特にハ行やラ行が聞き取りづらい発音になると言われています。
奥歯は「失ってから大切さに気づく歯」です。
厚生労働省の調査によれば、歯の平均寿命は約50年~65年。その中でも「奥歯の寿命」が最も短く、前歯よりも10年以上も早く抜けてしまいます。そんな奥歯はご存知のように歯磨きがしづらく、磨き残した食べかすが歯垢や歯石になり、虫歯になりやすくなります。
だからこそ奥歯のケアは大切にしていただきたいです。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシで清掃したり、定期検診で「見えない奥歯の状態」をチェックするなど、ぜひこの機会に奥歯のケアを意識してみてくださいね。